山梨県と長野県に跨り、日本百名山の一つである八ヶ岳がそびえ立つこの地で、新たなLivingAnywhere Commonsの拠点が加わりました。標高1000mに位置するこの八ヶ岳拠点の最大の特徴は、“ゼロ”から完全なオフグリッド生活の実現を目指しているという点にあります。3000m2に及ぶ敷地は、LivingAnywhereを共創、実践するための巨大な開拓地です。
八ヶ岳拠点の大きな特徴は、真っ白なキャンバスに思い思いの絵を描くように、利用者自らの手で、全く新しいオリジナルの拠点をつくれることです。
例えば、Shopbotを活用して設備をDIO(Do It Ourselves)したり、満天の星空を眺めながら新しい暮らしのアイデアを話し合ったり。ここでは一人ひとりのイメージを元に、拠点そのものを自由自在に拡張していくことが可能です。だからこそ、日々活発に開催されるイベントでは多様なポリシーを持った人々が集います。
あらゆる多様性と創意を受け入れ、既存のインフラに頼らない、未来の暮らしを実験する場所。それが『LivingAnywhere Commons八ヶ岳北杜』です。
キャンパーの楽園
全館でインターネットを接続できる環境があることに加え、広大な敷地の目の前に広がる富士山や八ヶ岳連峰を眺めてリラックスしながら集中して仕事ができる環境を整えました。屋外でも電源・Wi-Fiに困らない状態を実現し、インスタントハウスの中で一人でもくもくと作業を進めたり、テント内ではチームで重要な話し合いを行えるなど館内のワークスペースも活用しながら様々なワークシーンに対応可能です。時にはキャンプやBBQなどを楽しみながらオンとオフを一つの場所で味わうことが出来る贅沢な空間を満喫してみてください。
自給自足を目指して
八ヶ岳拠点がまず目指すのは、衣食住や水光熱、トイレやお風呂に至るまでグリッド(インフラ)の制限から解き放たれた生活です。2022年の100%オフグリッドの実現に向け、未来の暮らしを正にいま自分たちの手で創り上げています。
また、パーマーカルチャーの考え方を実践し、自然のエコシステムやエネルギーを活用しながら、テクノロジーを融合させた「リビングからのイノベーション」を創発していきます。
0から1にする仲間との出会い
暮らしのあり方が変化していく時代の中で、「こんなことができたらいいな」「あんなものがあったら便利なのに」という想いをカタチにするための「暮らしの実験場」の役割を担っているのが八ヶ岳拠点です。そこに集うのは本気でものづくりを楽しみ、自ら新しい暮らしを日々実験している多種多様なタレント達。アイデアを練り上げ、日々実験を繰り返しながら、拠点そのものがアップデートされ続けており、0から1を共に創り上げていく仲間を待ち望んでいます。
オートキャンプ場最大で10個のキャンプサイトを立てられるオートキャンプ場では、仲間や家族、ペットとキャンプを楽しめるのはもちろんのこと、ドローンを飛ばして撮影を楽しんだり、ものづくりの実験をする場所やワークプレイスとしての機能も備えています。
鳥小屋や畑、コンポストもコミュニティメンバーがゼロから作り上げ、拠点を訪れた時にはまた新たな設備が備わっているかもしれません。
インスタントハウス即席で作れる小さな家として注目を集めるインスタントハウスは、断熱性と遮音性に優れており、1人で集中して仕事を行いたい時にぴったりの場所です。ベッドも設置しているためそのまま寝泊りも可能になっており、悪天候時や寒さが厳しいシーズンにも重宝する万能なスペースになっています。
アウトサイドリビング・ワークプレイスモビリティを意識したワークプレイスには可変型のデスクを備え付けており、利用シーンに応じた最適なワーク環境を自分たちで構築することが可能になっています。屋外でリフレッシュしながら仕事が捗る環境を整えています。
2階コワーキングラウンジ階段を上った2階には、ガラスに囲まれているため明るく開放的で、天気に恵まれた日は富士山を望むことができるコワーキングラウンジがあります。仕事をするためのWi-Fi環境はもちろんのこと、水道とカセットコンロが常設されているため、食事を摂ることも可能です。また、利用者同士の交流をできる開放的な空間でもあり、夜になればバースペースとして親睦を深めることができます。更に、小規模のイベントであれば天候に左右されずに開催することができ、また動画配信スタジオとしても利用可能と、様々な目的・用途に対応できます。