岡山県北部、美作地方の中心地として発展してきた津山。
古くは出雲大社につづく街道の宿場町として栄え、文化の交流点となっていました。また、江戸時代には18万石の城下町となり、まちには当時の面影を感じられるスポットが数多く残っています。
LivingAnywhere Commons津山の拠点であるINN-SECT(インセクト)は、城下町の風情と昭和レトロな雰囲気が混ざり合った独特な街並みの中にあり、層のように重なったの歴史と文化を感じることのできる場所です。
近年では、創業スクールやビジネスプランコンテストなどが開催されており、地域で起業を考えている人やすでに起業している人が集うローカルコミュニティが少しずつ広がり始めています。
歴史と文化の城下町で、地域の方々やローカル起業家たちと共に、LivingAnywhereを実践してみませんか。
創業への意識が高い
地域に、チャレンジする人を応援する風土をつくることを目指し、2018年から創業スクールを開催。津山の地域性を活かしたビジネスを始めた卒業生もたくさんいます。
創業スクールは毎年8月〜翌2月に開催予定としており、LivingAnywhere Commons会員はオブザーバー、スクール生として参加することができます。
文化・学問を深耕できる
津山は「学問のまち」として、江戸時代には多くの文化人・蘭学者を輩出しました。コーヒーに“珈琲”という字をあてたのは、津山藩医の蘭学者・宇田川榕菴です。INN-SECTでは、榕菴が生きた時代の珈琲を題材に、蘭学を学んだり、ハンドドリップを体験したりと、津山の歴史・文化に触れるきっかけになるイベントを開催します。
ローカルクリエイターと協業
創業の空気感に触れ、ツヤマローカルに浸ったあとは、津山のローカルコミュニティのメンバーと、小さくビジネスをはじめてみましょう。ビジネスのジャンルはメンバー次第。
企画から、制作、プロモーションまで、地域に合ったビジネスを、遊びながら実験的にはじめてみませんか?
カフェ&コミュニティスペース&イベントスペースINN-SECTの1階はカフェになっており、ハンドドリップコーヒーやエスニック料理を中心とした食事をお楽しみいただけます。地元の方や旅人、地域の起業家が交流する場にもなっており、コミュニティスペースとしても活用されています。また、大型モニタや音響設備を備えていますので、トークイベントや音楽イベントを開催するイベントスペースとしても活用できます。
KINKOINN-SECTは信用金庫の旧支店をリノベーションした施設で、信用金庫時代に使われていた大型金庫が残っています。いまは内装を整え、カフェの個室となっているので、「金庫で食事」という、わくわくする体験ができます。
ゲストハウスINN-SECT2階のゲストハウスは、男性専用フロア、女性専用フロア、プライベートルームの3フロアに分かれています。各フロアのドアには電子ロックがかかり、フロア専用のカードキーで入退室するので、女性の方でも安心して宿泊できます。
木の温もりを感じるベッドで、ゆっくりお休みください。
ワークスペースINN-SECT3階のワーキングスペースには、各席に電源、モニタを備えています。また、Wi-Fi、プリンタ、プロジェクタ、スクリーン等も備えており、ウェブ会議や小規模な勉強会などにも利用できます。本棚に並んだ、ビジネス書を中心としたたくさんの書籍は、すべて自由に閲覧できます。