石川県・能登半島の最先端に位置する珠洲市。その中でも特に海水の透明度が高く、海の多様性にも富み国定公園特別地域に指定されている木ノ浦海岸に向かう「木ノ浦ビレッジ」が、LivingAnywhere Commonsの拠点に加わりました。
珠洲では古くから、寺家キリコ祭りに代表する祭り文化、珠洲焼、揚げ浜塩田での塩づくり、酒づくりや発酵食文化など多くの土着文化が脈々と受け継がれてきました。さらに珠洲市は、里山里海ののどかな原風景や、人々が紡いできた豊かな文化を残しつつ、SDGs未来都市に選定され、奥能登国際芸術祭の開催地になるなど世界にも扉を開いています。
そんな多元的な文化を持つこの場所で、次世代の風土を創造する。
珠洲市の高齢化率は年々上昇し、文化の担い手・創り手を外から迎え入れる動きが活発になっています。内と外、自己と他者などの狭間で、次なる文化を生み出すための風土を構想し、創造する拠点が「LivingAnywhere Commons能登珠洲」です。
日の出入りを間近で体感
施設の目の前に広がる木ノ浦海岸はその美しさから国定公園特別地域に指定されるほど。海を望みながら働き、日が昇り沈むことを体感することで、時間観念を取り戻しリフレッシュできます。ちなみに全8棟あるコテージのお風呂からは日本海を一望できます。拠点の近くには珠洲市のシンボルにもなっている「ヤブツバキ」が自生しています。
農業アクティビティに最適
世界遺産に登録された能登の里山里海に囲まれた拠点は、持続可能な暮らしを考えるのにはぴったりな環境です。拠点を運営しているザアグラリアンテーブル合同会社の「アグラリアン」には「耕す人」の意があります。畑や海、山で採った多様な食材がテーブルに並ぶのと同時に、人々がテーブルを囲うように集まってくることも目指しています。コミュニティメンバーは農業体験も可能です。また、釜焼きピザづくりやコーヒー焙煎、椿油絞りなどの体験もできます。(要確認)
アーティストとの交流拠点
拠点の中央に位置する管理棟「きのうら広場」内にはカフェが併設されたコミュニティスペースがあります。イベントや勉強会などを開催する、ローカルの人々とコミュニティメンバーの交流の場になります。また、珠洲には「奥能登国際芸術祭」だけでなく、珠洲焼の作家が点在するなどアートが根付いており、アーティストとの交流拠点にもなります。
コミュニティスペース自家焙煎のコーヒーを味わえるカフェも併設されたコミュニティースペースでは、作業することはもちろん、食事をしたり、イベントを開催したり、交流の場としても利用いただけます。
ウッドデッキ海に面したウッドデッキでは、空と海を眺めながらゆったり作業ができます。美しい夕日を望むことも。夜はBBQスペースとして利用されます。
宿泊スペース全8棟あるコテージの外観は木の温かい印象です。すべてのコテージが海に面しており、お風呂からも海を楽しめることが特徴です。
コテージコテージ内には食器や調理器具の揃ったキッチン、お手洗い、お風呂など生活に必要なものが十分に揃っており、快適に過ごせます。プライベートが確保されているので、お子様連れでも気兼ねなく利用いただけます。